
刺繍は、針と糸、布があれば始められるシンプルな手芸です。
だからこそ「道具は最低限でいい」と思われがちですが、実際に続けてみると、ちょっとした道具の有無が、刺繍時間の快適さや集中力を大きく左右することに気づきます。
今回は、刺繍に必須ではないけれど、あると作業がぐっと楽になり、刺繍そのものをより心地よい時間にしてくれる道具を7つご紹介します。
初心者・経験者、どちらの方にも役立つ道具ですので、ぜひご覧くださいね。
刺繍用スレダー(糸通し)
刺繍糸を針に通す作業は、苦手な方は意外と神経を使います。
特に糸の先がほつれてしまった時や、夜の作業では、糸がなかなか通らずイライラしてしまうことも。
糸通しがあるだけで、作業がスムーズに始められ、刺繍へのハードルがぐっと下がります。
「なくてもできるけれど、あると便利!」な道具の代表格です。
定規(直線・丸・ミニサイズ)
図案を布の中央に配置したい時や、文字刺繍のバランスを整えたい時に、定規があると安心です。
感覚だけで始めてしまうと、完成後に微妙なズレが気になることもあります。
定規は、刺繍を落ち着いた気持ちで始めるためのサポート役として活躍します。
また、図案の中の直線だけでなく、円も丸定規を使ってしっかり写すと仕上がりがキレイなので持っておくことをおすすめします。
刺繍糸の整理グッズ(色分け用ケースなど)
刺繍糸が絡まったり、使いたい色がすぐに見つからなかったりすると、それだけでやる気が削がれてしまいます。
色分け用のケースなどの整理グッズがあると、
- 作業スペースが整う
- 色選びが楽しくなる
- 刺繍を始めるまでの時間が短くなる
など、精神的な負担を減らす効果があります。
そして、刺繍糸は三つ編みにして収納しておくと、必要な本数だけを取り出せたり、絡みにくかったり、良いことだらけ。こちらの記事も参考にしてください。

デスクライト・手元照明
刺繍は細かい作業が多く、目への負担が大きい手芸です。
明るさ調節ができるデスクライトがあると、自然光に近い明るさにできて影が出にくく、ステッチも見やすくなります。
夜に長時間刺しても疲れにくくなるため、刺繍を長く楽しみたい人ほど取り入れたい道具です。
充電式のポータブルタイプだと、好きな場所で刺繍ができるのでおすすめです。
マグネット式の針休め
作業中、針の置き場所に迷ったことはありませんか。
マグネット式の針休めがあると、使わない針をサッと置くことができ、作業が中断されにくくなります。
針を探す時間が減るだけで、刺繍の流れが途切れず、集中力を保ちやすくなるのが魅力です。
針磨き(ニードルシャープナー)
使い続けた針は、目に見えなくても少しずつ滑りが悪くなっていきます。
針磨きで軽く整えるだけで、布通りがなめらかになり、刺し心地が変わってとても便利。
新しい針に替えるほどではない時に、さりげなく快適さを取り戻せる道具です。
私は小さいサイズをいつも刺繍道具入れに入れて持ち運ぶほどお気に入りです♪
図案消しペン
図案消しペンは、完成後に線をなぞるだけできれいに消えるため、仕上がりに余計な線が残りません。
水で洗い流して乾くのを待って…という時間がないときにサッと仕上げられて便利です。
図案写しの際に、はみ出したり間違って描いてしまった線を消すのにも使えて、刺繍そのものに集中しやすくなる道具です。
まとめ|道具は刺繍時間をやさしく支えてくれる
今回ご紹介した道具は、どれも刺繍に必須ではありません。
けれど、刺繍時間を心地よく、穏やかに続けていくための「小さな支え」になってくれます。
すべてを揃える必要はありません。
今の自分の刺繍時間に、ひとつだけ足すならどれがいいかを考えながら選んでみてください。
刺繍が、よりやさしく、続けやすい時間になりますように。
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