
刺繍を始めてみたものの、
「思っていたよりうまくいかないな…」
「本の見本と全然違う仕上がりになってしまう」
そんなふうに感じることはありませんか?
最初は誰でも、思うように進まず不安になるものです。
でもそれは、不器用だからでも、センスがないからでもありません!
刺繍には、初心者さんが必ずつまずきやすいポイントがいくつかあり、そこを知らないまま進めてしまうと「頑張っているのに上達しない」と感じやすくなってしまうのです。
この記事では、刺繍を始めたばかりの方に役立つ楽しく続けるヒントをお届けします♪
原因① 基本のステッチを正しく理解していない
刺繍にはサテンステッチやチェーンステッチ、アウトラインステッチなど、土台となる基本技法があります。
初心者の多くは、図を見ながら「なんとなく」真似して刺してしまい、
- 針の向き
- 糸の出し入れ
- 刺す順番
を曖昧にしたまま進めてしまうことも。
基本ステッチは遠回りに見えて、実は一番の近道。
一度しっかり理解するだけで、線の美しさが一気に変わります。
きれいに刺せるコツと共に詳しく解説してある動画などを見ながら、ゆっくり練習してみてください。
原因② 図案を丁寧に写していない
図案を丁寧に写すことも上手に刺繍するコツの一つです。
トレーサーで力を入れて写すのは少し大変ですが、図案通りにきちんと写すことで、歪みのないきれいな仕上がりになります。
直線は定規を、円は円定規を使うとより綺麗に写せます!
原因③ 糸を強く引きすぎている
「きれいに仕上げたい」という気持ちが強いほど、糸をギュッと引いてしまいがちです。
しかし糸を引きすぎると、
- 布が引きつれる
- ステッチが歪む
- 仕上がりがガタガタになる
といった原因になります。
糸は「強く引っ張る」のではなく、糸をピシッと布の上に置く感覚が大切です。
慣れてくるとちょうど良い引き具合がわかってきますよ♪
原因④ 道具に理由がある
刺繍がうまくいかない理由が、実は道具にあることも少なくありません。
- 布が薄すぎる
- 逆に布が厚すぎて、針が通りにくく手が疲れてしまう
- 刺繍枠が大きすぎて枠に布をピンと張れていない
- 糸が安価すぎて、撚りが弱くほつれやすい
綿やリネンなど適度な厚みの布と、高価なものでなくて良いので、刺繍メーカーが出している刺繍糸と刺繍枠を使うようにしましょう。

原因⑤ 糸の本数を守っていない
刺繍糸は6本の糸が撚り合わさって一束になっています。
図案には本数が指定されていますので、慣れるまでは本数を変えてアレンジするのではなく、きちんと守って刺しましょう。
刺繍作家さんは、刺しやすいように糸の本数を考えています。
図案をよく見て、正しい本数で刺すようにしてください。
原因⑥ いきなり難しい図案に挑戦している
難易度の高い複雑なステッチが多い図案に挑戦すると、なかなか進まずに挫折に原因に。
【おすすめの図案】
- 単純な線の図案
- 花やイニシャルなど小さなモチーフ
- 色数の少ないデザイン
「できた!」という成功体験の積み重ねが、上達への一番の近道です。
私の刺繍も、基本的なステッチだけで完成する図案ばかり。写真つきで丁寧に解説しています。
無料でダウンロードできる刺繍図案がありますので、お気軽にチャレンジしてみてください。
原因⑦ 失敗をやり直さず、そのまま進めてしまう
歪んだステッチを「まあいいか」と放置していませんか?
実は、ほどく作業こそが最大の練習です。
刺繍は失敗しても、ほどいてやり直すことが簡単にできるのが良いところ。やり直してうまくいく、という経験を通して、どうすればより綺麗に刺繍できるのかがだんだん分かってきます。
面倒臭がらずにほどいてやり直すことで、針を刺す位置や糸の引き加減が自然と身に付きます。
原因⑧ 完璧を求めすぎて楽しめていない
SNSや本の作品と比べて、「自分は下手だ」と感じてしまう人はとても多いです。
しかし刺繍は、続けた人が必ず上達する手芸です。
一つ前で、失敗したらやり直すことをおすすめしましたが、完璧を求めすぎることも挫折の原因に。
何よりも「楽しんで続けること」が大切です!
刺繍は、刺す人によって仕上がりの表情はすべて違うのも魅力の一つ。
自分だけのオリジナルな仕上がりも楽しんでください。
まとめ|原因を知れば刺繍は必ず上達する
刺繍が上達しない原因は、特別な才能不足ではありません。
初心者がつまずきやすいポイントを知るだけでグッと上達に近づきますよ!
焦らず、自分のペースで。
刺繍の時間そのものを楽しみながら、少しずつ上達していってくださいね。

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